安藤美姫はメンタル面から鍛え直すべし

ミキティこと安藤美姫が、第６戦ＮＨＫ杯でまさかの４位と惨敗に終わった。

安藤美姫は試合を、「気持ちの面で１００％試合に向かっていけなかった。緊張もしてたし不安だらけだった」と涙も流さずに振り返っていた。

試合は、合計７度の跳躍で２度の尻もち、１度のお手つきと、全て連続ジャンプは失敗に終わった。

失敗の背景には、演技前の６分間練習中、ジャンプで転倒したとき右太もも内側にスケートのエッジが刺さり、患部が腫れたアクシデントが生じた。これにより、コーチからジャンプを３回転から２回転へと構成変更を指示されたが、「緊張して理解する余裕がなかった」と、落ち着く暇も無いまま演技したことにある。

前回の０５年ＮＨＫ杯も４位に終わり、悪夢が再び訪れた。今年３月の世界選手権の優勝の後には“燃え尽き症候群”に陥いって、コーチに休養をすすめられるほど集中力を欠いていたとまでいわれている。

安藤美姫は、「プロのスケーターとして、私はまだ気持ちに流される」と今回の失敗に反省していた様子だった。

彼女の場合、技術力はあるのだから、メンタル面を鍛え直せば、不動の女王になることは間違いないだろう。

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